決戦はついに黄蓋(許福印)の偽降により幕を開けます。曹操(鲍国安)が黄蓋の船に異変を感じたときには、すでに手遅れでした。東南風に乗った火の勢いが曹操の軍営を直撃し、大火は曹操の百万大軍を焼き尽くします。わずかに生き残った兵士たちを率いて曹操は撤退を試みますが、その退路はすでに周瑜(洪宇宙)と諸葛亮(唐国強)によって計画されており、逃げる道中には伏兵が待ち構えていました。
曹操は次々と襲撃を受け、追い詰められた末、華容道に辿り着きます。そこで待ち構えていた関羽(陸樹銘)は、諸葛亮の予想通り、義を重んじて曹操を見逃し、一命を与えました。