馬謖(李成儒饰)は王平(许还山饰)の進言を無視し、本道に陣を構えず山上に屯兵する策を選びます。司馬懿(张治中饰)は張郃に王平を妨害させ、自らは水源を制し、山を包囲して火攻めに出ました。諸葛亮(唐国强饰)は王平が報告した街亭の布陣を見て司馬懿の策略を理解し、急いで楊儀(孙浩饰)に援軍を出しますが、途中で街亭失陥の報せが届きます。
諸葛亮は情勢が不利と悟り、撤退を決定。しかし城に戻る途中、司馬懿が大軍を率いて城を囲みました。諸葛亮は冷静に空城の城門を開け、城壁で琴を奏でます。司馬懿はその様子を見て深い伏兵があると疑い、撤退します。司馬懿は再度来襲せず、諸葛亮の胆略に心からの敬意を示します。
街亭の敗北後、諸葛亮は馬謖を軍法に従い処刑します。彼は劉備の「馬謖を重用すべからず」という遺言を守らなかったことを悔い、自らの地位を下げて蜀軍の再整備に努めます。その後、魏討伐の準備に取りかかるものの、同僚で忠義の戦士趙雲(张山饰)の訃報が届き、悲しみに暮れます。