『三国志演義』第70集:司馬復出
諸葛亮(唐国強)は魏軍の王朗と論戦し、激昂した王朗はその場で命を落とす。魏の曹真は蜀軍が魏軍の葬儀中を狙って夜襲を仕掛けると予測し、先手を打って夜間に蜀軍を奇襲するが、逆に諸葛亮の罠にかかって大敗する。
この時、司馬懿(張治中饰)は息子たちに、兵法や人間関係における機知と柔軟さの重要性を教え諭していた。魏王曹睿(刘立伟饰)は、曹真が諸葛亮に敗北したことを受け、重臣たちの勧めにより司馬懿を再び起用することを決断する。孟達(马国伟饰)は蜀漢と共に魏を打倒する意志を持っていたが、部下の申儀が裏切り、司馬懿に密告する。
司馬懿は孟達の拠点に急行し、申儀の協力で孟達を戦場で討ち取る。その後、司馬懿は申儀も反逆者として処刑し、曹睿からその功績を称えられる。一方、諸葛亮は司馬懿の街亭攻撃を予見し、馬謖(鲍国安饰)が自ら志願して街亭を守ることを申し出る。諸葛亮はその意気込みを評価し、馬謖を主将、王平を副将に任命する。さらに、高翔と魏延にも街亭周辺を守備させ、危機に備えさせる一方、趙雲に疑兵を率いさせ、自らは大軍を率いて長安を攻めようと準備する。