『三国志演義』第69集:収姜維
諸葛亮(唐国強)は姜維(姜伯約)の才能に注目し、留府長史張裔と参軍蒋琬に手紙を送り、その優秀さを称賛する。手紙には「姜伯約は忠誠を尽くし、事務に勤しみ、考えが緻密である。彼の才能は永南や季常を凌駕している」と記され、姜維が涼州の名士であり、極めて優れた人物であると強調されている。
また、諸葛亮は姜維に五、六千の虎歩兵を率いさせるように指示し、「姜伯約は軍事に非常に敏感で、勇気と義理を持ち合わせ、兵法にも精通している。彼は漢室に忠誠を誓い、その才能は他人を凌駕している」と信頼を寄せる。姜維が徹底的に軍事を学んだ後、宮廷に赴いて劉禅に謁見するよう勧める。このようにして、諸葛亮は姜維を蜀漢の重要な将軍として迎え入れ、今後の北伐における戦力の一部として育てようとする。