曹操(鲍国安)は蔡中(李小舟)と蔡和(李化)からの通信を受け、計略かもしれないと疑い、慎重に探りを入れることにしました。そこで蒋干(周舟)が自ら進んで任務に就き、名誉挽回を図ります。一方、周瑜(洪宇宙)と魯粛(曹力)は、曹操を打ち破るための策として、庞統(祝士彬)の連環の計が必要不可欠だと考えていましたが、機会を得ることができずにいました。

ちょうどその時、蒋干が訪れ、周瑜はこれを喜びます。そして、蒋干を西山庵に閉じ込めます。庵で蒋干は庞統に出会い、庞統は曹操に仕えることを望んでいると語ります。蒋干は庞統を曹操に紹介し、二人は東呉を去ります。庞統は曹操の陣営に到着し、曹操の水軍訓練を観察しました。

そこで庞統は曹操に策を献じ、曹軍の戦船を鉄鎖で連結するよう提案します。これにより、兵士たちは甲板上をまるで平地を歩くように安定して進むことができ、北方の兵士が水戦に不慣れな問題を解決できるというものでした。徐庶(翟万臣)は庞統の連環の計を見抜いていましたが、他の者には何も告げませんでした。曹操は庞統の策を信じ、命じて戦船を鉄鎖で繋ぐようにしました。

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