『三国志演義』第56話:定軍山
張郃は張飛(李靖飛)の策にかかり、敗北して瓦口関まで退却した。瓦口関は魏軍が厳重に守っており、関の背後には断崖絶壁があり、守りやすく攻めにくい状況だった。張飛は山の後ろで小道を見つけ、突破口を探し出した。最終的に瓦口関は張飛によって攻略された。
張郃は名誉挽回のために、兵を率いて葭萌関を攻撃しようとしたが、諸葛亮(唐国強)は黄忠を派遣してこれを救援させた。黄忠は葭萌関を一気に奪取し、さらに進撃して漢中に到達した。曹操は自ら大軍を率いて漢中を守備し、夏侯淵に命じて補給基地である定軍山を守らせた。
黄忠は軍令状を立て、定軍山を奪取することを誓った。そして法正の助言を受け、黄忠は見事に定軍山を奪取した。