呉国太(ゴコクタイ)は甘露寺で孫尚香(ソン・ショウコウ)の婚儀を執り行い、劉備(リュウ・ベイ、孫彦軍)を婿に迎えようとします。孫権(ソン・ケン、吴晓东)は、この偽りの婚儀が本物になってしまうことを恐れ、非常に不安を抱きます。孫権の軍師である呂范(リョ・ハン)は、婚儀の過程で刀斧手を伏せておき、劉備を暗殺して後患を断とうと計画します。
翌日、劉備は甘露寺に赴き、趙雲(チョウ・ウン)が身近で護衛します。呉国太は劉備の風格に龍鳳の気を感じ取り、その場で婚儀を決めました。宴席の最中、趙雲は孫権が配置した刀斧手に気づき、劉備はすぐに呉国太に報告します。呉国太は激怒し、孫権を痛烈に叱責しました。
こうして劉備と孫尚香は無事に結婚しますが、周瑜(シュウ・ユ、洪宇宙)は、劉備と孫尚香が非常に仲睦まじいことを知り、劉備を軟禁してその勢いを削ぎ、時機を見て荊州に出兵する計画を立てます。