第9話:孫策の立身
孫堅(ソンケン)の死後、その息子孫策(ソンセツ、演:濮存昕)は大業を志し、袁術(エンジュツ)の配下に身を寄せます。孫策は連戦連勝で多大な功績を挙げますが、袁術はその功績が自分を凌ぐことを恐れ、孫策を冷遇します。孫策は旧臣の程普(テイフ)、黄蓋(コウガイ)と相談し、伝国の玉璽を袁術に渡して軍隊を得る策を講じ、江東に進軍し、大業を成し遂げようと決意します。進軍中に、孫策は義兄弟の周瑜(シュウユ、演:洪宇宙)と再会し、二人は連合軍を組むことにします。孫策と周瑜はまず江東の優れた人材を集め、その後、劉繇(リュウヨウ)を討ち取ることを計画します。激戦の末、孫策は江東の人材を手中に収め、江東に拠点を築きます。袁術はその後悔に苛まれることになります。