諸葛亮(唐国強飾)は、自らの将星が落ちるのを感じ、帳中で星を祈り寿命を延ばそうとします。司馬懿は蜀の将星が失位したことに気づき、諸葛亮の病状を疑い、兵を派遣して蜀軍を探ります。魏延が慌てて禳星の帳に入り込み、誤って主灯を消してしまい、諸葛亮は自らの死期が近いと悟ります。彼は劉禅に最後の諫言を残し、平生の知識を姜維に伝える兵書として著しました。
また、諸葛亮は死後に魏延が反逆する可能性を見越し、対策を記した錦囊を楊儀に授けます。劉禅から派遣された李福が見舞いに訪れ、諸葛亮は蜀王への忠言と、楊儀が安全に退兵できる策を託しました。
蜀軍が五丈原を去ったとの報を受け、司馬懿は追撃に出ますが、木像の諸葛亮を見て再び策略を疑い、驚いて撤退します。その後、諸葛亮が実際に亡くなったことを知り、司馬懿は魏に帰還しました。魏延は戦道を焼き、反乱を企てますが、楊儀と馬岱が諸葛亮の遺命に従い、魏延を討ち取りました。蜀国は諸葛亮の死に深い悲しみに包まれます。