『三国志演義』第65集:兵渡泸水
劉禅は愚鈍で政務に関心を示さず、諸葛亮(唐国強)は南方の暴動を鎮めるために行動を開始する。彼は雍長城を占領して孟获との戦いを準備し、馬謖の「攻心為上、攻城為下」という策を取り入れた。孟获は諸葛亮が雍長城を占領したことに驚き、三将に命じて攻撃を仕掛けるが、諸葛亮は一将を討ち取り、残りの二将を捕らえた後に放免し、和解を促す。
その後、諸葛亮は孟获が自ら兵を率いて攻めてくることを見抜き、伏兵を配置して孟获を捕らえる。しかし、孟获は敗北を認めず、諸葛亮は彼の心を収めるため、孟获とその兵に食糧を与えて解放する。孟获は泸水の毒に頼り、諸葛亮の進軍を阻止しようとするが、諸葛亮は馬岱が持ってくる薬を待ち、彼に敵の糧道を断たせる。
馬岱の部隊が泸水を渡る際、毒を知らずに多くの兵が犠牲となるが、孟获の将、阿会喃が蜀軍の陣営に逃げ込み、泸水の毒の原因と渡河の方法を諸葛亮に伝える。馬岱は泸水を渡り、孟获の糧道を遮断する。孟获は董荼那に糧道の確保を命じるが、彼が無断で引き返してしまう。孟获は殺すことなく見逃すが、その夜、阿会喃と董荼那は孟获が眠っている隙に彼を捕らえ、諸葛亮に引き渡す。
孟获は再び敗北を認めず、諸葛亮は再度彼を解放し、わざと蜀の陣営の豊富な食糧を見せつける。