中平六年、漢霊帝が崩御し、少帝が即位するが、外戚の大将軍何進に制圧されていた。十常侍は何進を誘い出して殺害し、袁紹らは軍を率いて宦官を討伐する。西涼刺史の董卓はこの混乱に乗じて京師へ進軍し、袁紹を追放し、丁原を滅ぼして呂布を手中に収める。董卓は少帝を廃して献帝を擁立し、朝廷を専制し、さらに劉弁を毒殺した。朝廷の文武官たちは涙を流し嘆き悲しんだが、董卓には何もできなかった。
しかし、曹操(演:鲍国安)は手を打って笑い、進み出て自ら董卓を暗殺すると名乗り出る。計画が固まった後、曹操は司徒王允から借りた七星宝刀を腰に帯び、董卓の邸宅に向かう。小さな部屋に入り、呂布が側に控えているのを見て、手を下すことをためらった。董卓は呂布に馬を選んで曹操に与えるよう命じ、呂布が去った後、董卓は太っていて長く座れず、体を回してベッドに横たわった。曹操は今こそ好機と考え、急いで宝刀を抜いたが、董卓は衣鏡越しに曹操が刀を抜く様子を目にし、すぐに身を翻して「孟徳、何をしているのか?」と問い詰めた。その時、呂布が馬を引いて部屋の外に現れた。曹操はとっさに機転を利かせ、刀を持って跪き、「宝刀を一振り、恩相に献上いたします」と言った。董卓はその刀を受け取り、呂布に渡して収めさせた。曹操はすぐに刀の鞘を解き、呂布に渡しながら「恩相がくださった馬を試して参ります」と言い、そのまま馬を引いて相府を出て、東南へと逃げ去った。董卓と呂布が曹操を捕まえようと気づいた時には、すでに彼は遠く逃げ去っていた。